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プラント系のデータ収集管理ソフト、450種類以上のセンサーデータに対応:製造ITニュース
富士通ビー・エス・シーは、OSIsoftと再販売契約を締結し、データ収集・管理ソフトウェア「PI System」の提供を開始した。大容量のデータを一元管理して可視化し、分析や予兆監視などに活用できる。
富士通ビー・エス・シーは2018年7月2日、OSIsoftと再販売契約を締結し、データ収集・管理ソフトウェア「PI System」の提供を開始した。価格は、最小構成で400万円から。今後3年間で20社での利用を目指す。
PI Systemは、データを1秒単位で収集し、高品質なデータ管理を可能にする。450種類以上のセンサーデータインタフェースに対応しており、独自の時系列データベースによる予兆検知が可能だ。また、大量のデータを時系列データベースに格納することで、複数年のデータを分析できる。また、保管した時系列のデータから、必要と判断された時だけ保全作業を実施する「状態基準保全」が可能になる。
さらに、同社がクラウド上で提供する「IoT利活用支援サービス」(IoT:モノのインターネット)とPI Systemの連携により、膨大なセンサーデータを活用できる。富士通が提供するビッグデータ分析ソリューションのODMAやディープラーニング基盤のZinraiと連携したリアルタイム分析も可能だ。
活用事例としては、例えば石油化学分野では、プラントの運転データのリアルタイム監視が挙げられる。また、食品・飲料分野では、センサーデータの活用を強化して生産品質を向上させるなど、主に大容量のデータを一元管理して可視化し、分析や予兆監視などに利用するケースが考えられる。
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