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川崎重工業とABB、協業で協働ロボットオペレーティングインタフェースを開発FAニュース

川崎重工業とABBグループは、世界で初めて共通の協働ロボットオペレーティングインタフェースを開発した。共通のインタフェースによって、協働ロボットがさらに使いやすくなり、労働力不足解消に貢献する。

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 川崎重工業とABBグループは2018年6月20日、世界で初めて共通の協働ロボットオペレーティングインタフェースを開発したと発表した。

 今回発表されたインタフェースは、協働型双腕ロボット利用の促進を目指すもので、両社が2017年11月に開始した協業による成果の1つだ。

 協働ロボットは、その使いやすさや柔軟性から急速に需要が拡大している。共通のインタフェースによって、専門的な訓練を受けなくても多くの労働者が協働ロボットを操作できるようになり、労働力不足解消に貢献する。また、軽量の協働ロボットは工場内で場所を問わず作業できるので、突然の需要ピークにも柔軟に対応できる。

 両社はオペレーティングインタフェースを継続的に開発し、共通の安全基準などにおいても協業する。協働オートメーションにより、労働者の安全を確保するとともに、協働ロボットが持つ多くのメリットを生かしながら、新たな協働方法を可能にするような安全基準を導くとしている。

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