ニュース
レクサスの新型クロスオーバー「UX」を世界初公開、コンセプトはどこまで継承?:ジュネーブモーターショー2018
トヨタ自動車は「ジュネーブモーターショー 2018」において、レクサスブランドの新型クロスオーバー「UX」を世界初披露する。
トヨタ自動車は2018年2月20日、「ジュネーブモーターショー 2018」(プレスデー:2018年3月6〜7日、一般公開日:2018年3月8〜18日)において、レクサスブランドの新型クロスオーバー「UX」を世界初披露すると発表した。
ジュネーブモーターショーで披露する新型クロスオーバー「UX」(左)。2016年に発表したクロスオーバーSUVタイプのコンセプトカー「UX Concept」のリアビュー(右)(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車
2016年のパリモーターショーでは、同名のクロスオーバーSUVタイプのコンセプトカー「UX Concept」が披露されている。UX Conceptは外形寸法が全長4400×全幅1900×全高1520mmで、レクサス「NX」と比較して全長が240mm短く、全高が125mm低い。全幅はほぼ同等だ。
UX Conceptは低めの車高とクーペのようなドライビングポジションによって、コンパクトなボディーでありながらダイナミックな走りを予感させる革新的なパッケージを実現したという。運転席は人間工学に基づいたドライバー主体のデザイン構造や、ホログラム等のヒューマンマシンインタフェース技術を採用。後部座席はソフトな印象でくつろげるようにした。キャビン中心を縦に貫くコンソールや室内配色で、前後席空間の違いを際立たせた。負担を軽減するクモの巣状のシートなども提案するコンセプトモデルだった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- レクサスの新しいコンパクトクロスオーバーは威圧感ある“大胆なエクステリア”
トヨタ自動車は、「パリモーターショー2016」において、レクサスブランドのコンパクトクロスオーバーの将来像を示すコンセプトカー「UX Concept」を世界初公開した。大胆なエクステリアや人間工学に基づいたインテリア、ヒューマンマシンインターフェイスの先端技術を組み合わせて「奥深いドライビング体験を提供する」(トヨタ自動車)としている。 - フランス発のレクサスのコンセプトカーは、ホログラム表示にこだわり
トヨタ自動車は、「パリモーターショー2016」において披露するレクサスブランドのコンセプトカー「UX Concept」の内装の一部を公開した。 - レクサスの次世代SUV「LF-1 Limitless」、縦横は「LX」並みで高さは「NX」以下
トヨタ自動車は、「北米国際自動車ショー2018」において、レクサスブランドのフラグシップ・クロスオーバーのコンセプトモデル「LF-1 Limitless」を初公開した。 - レクサスの新型「LS」は、6ライトキャビンや匠の技で唯一無二のフラグシップに
トヨタ自動車は、レクサスブランドのフラグシップセダン「LS」を全面改良して2017年10月19日に発売した。税込み車両価格は980万〜1680万円。月間販売目標台数は600台だが、発表前に7600台を受注した。 - レクサス「LS」は2017年秋発売、衝突回避の新技術はステレオカメラがカギ
トヨタ自動車は、レクサスブランドのフラグシップセダン「LS」の新モデルに搭載予定の予防安全技術を発表した。従来の予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」と同等の機能に新技術を追加し、「Lexus Safety System+ A」として日米欧向けに設定する。LSの全面改良は2017年秋を予定している。 - レクサスのクモの巣シートは長時間運転しても疲れない、材料は人工クモの糸
トヨタ自動車は、「パリモーターショー2016」において、レクサスブランドのコンセプトシート「Kinetic Seat Concept」を初公開する。可動式のシート座面と背面により旋回時の運転しやすさや快適性を向上すると共に、クモの巣パターンのネットシートで高いサポート性を確保。国内ベンチャーが開発した人工合成クモ糸繊維も採用している。