GEだって例外じゃない、企業の行方は“Never say never”
製造業のIoT(モノのインターネット)活用で先駆けてきたGE(General Electric)が苦境を迎えています。2017年6月、名物CEOだったジェフ・イメルト氏が退任し、新たにジョン・フラナリー氏がCEOに就任しました。しかし2018年1月16日、フラナリー氏は、保険事業で求められる将来的な支払いを算定し直したところ、約62億米ドルもの費用を計上せざるを得なくなったことを発表しました。航空、発電、ヘルスケアなどの注力部門を分離/上場することも検討しているそうです。
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