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粒子線治療システム事業を統合、日立と三菱電機医療機器ニュース

日立製作所と三菱電機は、三菱電機の粒子線治療システム事業を日立製作所に譲渡し、両社の事業を統合することで合意した。三菱電機の粒子線治療装置に関わる設計、製造、販売、保守事業を2018年4月に日立製作所に統合する。

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 日立製作所と三菱電機は2017年12月7日、三菱電機の粒子線治療システム事業を日立製作所に譲渡し、両社の事業を統合することで合意した。今後、詳細の協議などを経て、三菱電機の粒子線治療装置に関わる設計、製造、販売、保守事業を2018年4月に日立製作所に統合する予定だ。

 日立製作所は、粒子線治療システム事業において、日本をはじめ北米やアジアの著名病院13施設からの受注実績を持つ。そのうち8施設が稼働済みで、グローバルに事業を進めてきた。一方、三菱電機は、粒子線治療や臨床研究に取り組む国内の医療機関17施設のうち、9施設に同システムを納入している。両社は検討の結果、幅広くヘルスケア事業を展開している日立への事業譲渡による統合を決定した。

 今回の事業統合により、両社が培ってきた技術を活用して競争力を高め、最先端の放射線医療やがん治療へ向けて、高性能で付加価値の高い製品やサービスを提供していく。

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