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ロボットとねじ締めを融合した、ねじ締め自動化装置を共同開発FAニュース

安川電機と日東精工は、多関節ロボットとねじ締めドライバーを融合させた「ねじ締め自動化装置」を共同開発した。ロボットが持つ位置情報とねじ締めドライバーが持つトルク情報を組み合わせることで、ねじの締め付け品質をリアルタイムで把握できる。

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 安川電機は2017年11月28日、多関節ロボットとねじ締めドライバーを融合させた「ねじ締め自動化装置」を発表した。日東精工との共同開発で、2018年に製品化する予定だ。

 ロボットが持つ位置情報と、ねじ締めドライバーが持つトルク情報を組み合わせることで、ロボットがリアルタイムでねじの締め付け品質を把握できる。これまで検知が難しかったタップ(雌ねじ)の加工不良や、長さ違いのねじ混入による締め付けミスを検知し、その場で再度の締め付けが可能だ。

 これらの作業から得られた情報を上位システムへアップロードし、工場全体のねじ締め品質を可視化し、一元管理することもできる。ロボットとねじ締めドライバーの操作系統を一本化することで、ロボットのペンダントからロボットとねじ締めドライバー双方の動作パラメータを簡単に設定でき、セットアップ時間を短縮化する。

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安川電機「MOTOMAN-GP7」にねじ締めドライバーツールを搭載したイメージ図(クリックで拡大) 出典:日東精工

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