ニュース
愛着わくモダンクラシックなシニアカー、ヤマハ発動機が製作:車両デザイン
ヤマハ発動機は、デザインコンセプト「GEN」の取り組みの第7弾として、電動三輪コミューター「07GEN」を製作した。
ヤマハ発動機は2017年11月6日、デザインコンセプト「GEN」の取り組みの第7弾として、電動三輪コミューター「07GEN」を製作したと発表した。
07GENは、シニア世代のさまざまなライフスタイルに向けて、気軽に楽しく乗れて出掛けたくなり、愛着のわく乗り物を目指してデザインした。金属フレームを採用したスタイリッシュなフォルムや、バーガンディのレザーシート、アクセントとなる真鍮(しんちゅう)によって、素材感を生かしたモダンクラシックな雰囲気を演出した。
ボディーは歩道での走行を想定したスリムなもので、低重心の設計と大型の車輪を採用することで安定性を向上した。背筋を伸ばした運転姿勢を保つことができ、乗り降りしやすい形状としている。シート高は体格や用途に合わせて調整可能だ。
GENシリーズはヤマハ発動機のデザインフィロソフィー「Refined Dynamism(洗練された躍動感)」に基づいている。07GENは「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展(超福祉展)」(2017年11月7〜13日、渋谷ヒカリエ)で展示する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ヤマハ発動機は“自律”と“自立”2台のロボットで二輪車の可能性を切り開く
ヤマハ発動機は、「第45回東京モーターショー 2017」において、世界初公開となる参考出展車と技術展示を一挙に6台披露した。中でも、二輪車の可能性を切り開くべく開発を進めている2台の“ロボット”に注目が集まった。 - ヤマハ発動機で社長交代、2030年の成長に向けて若返り図る
ヤマハ発動機は、取締役会において代表取締役の異動を決定した。2018年1月1日付で代表取締役社長 社長執行役員に日高祥博氏(ヤマハ発動機 取締役 上席執行役員 企画・財務本部長)が就任し、社長の柳弘之氏は代表権のある会長を務める。 - 電動モビリティ開発と産業用ロボットの事業展開を強化、ヤマハ発動機が組織変更
ヤマハ発動機が組織変更と人事異動を発表。電動モビリティの技術開発と商品開発機能の強化、事業拡大に伴うIM事業部の再編が主な目的となっている。 - 次の20年へ、電動アシスト自転車が迎える「第二の夜明け」
1993年に世界初の電動アシスト自転車「PAS」を発売したヤマハ発動機。この電動アシスト自転車という革新製品はいかにして生まれ、約20年が経過したこれからどのような進化を遂げようとしているのか。小寺信良氏が探る。 - ロッシを目指すヤマハ発動機のバイク運転ロボット、開発は第2段階へ
ヤマハ発動機は、ヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT(モトボット)」開発の第2フェーズ始動に伴い、現在の研究パートナーである米国の研究機関SRIインターナショナルと共同開発を継続することで合意。「2016 International CES」の会場内で、両社の担当者がMOTOBOTの開発内容について説明する予定だ。