子どもの「欲しい!」に応える色や形の線路パーツをオーダー、3Dプリンタで作製:3Dプリンタニュース
ミリメーターが、3Dプリンタ製おもちゃ線路「ワンレール」の公式サイトで、ユーザーからオリジナル線路のアイデアを受け付けている。子どもたちの「こんな線路が欲しかった」という声を商品に反映させる。
ミリメーターが、同社の3Dプリンタ製おもちゃ線路「ワンレール」の公式サイトで、ユーザーからのオリジナル線路のアイデアを受け付けている。オーダーを受けたアイデアは3Dプリンタで作製し、商品化する。子どもたちの「こんな線路が欲しかった」という声を商品に反映させることで、1000点を超えるオリジナル線路のラインアップ実現を目指す。
新商品のリクエスト手順は次の通り。まず、ユーザーが線路の色や形といった商品のアイデアをワンレールサイトのフォームから登録する。その内容を基に、同社が商品化の検討や試作をし、その後商品ページを用意してユーザーに連絡(商品化できない場合もある)。そのページから商品を注文すると、5〜7日で手元に届く仕組みだ。
ワンレールは、オリジナル線路を3Dプリンタで作製するサービス。木製レールとプラスチック製のレールを連結できる相互直通線路などを、植物由来のPLA樹脂(6色)で作製し、提供している。
おもちゃの線路は、BRIO、MICKI、トイザらス、IKEAなど海外メーカーが販売する木製線路と、タカラトミーの「プラレール」の2つの系統に分かれている。車輪の幅は共通なので車両はどのメーカーの線路でも使えるが、線路のコネクターの違いから、メーカーが異なるとレールの連結ができない場合があった。その課題を解決するため、3Dプリンタで木製/プラ製のレールを連結できる線路を作製したのがワンレールブランドのはじまりだ。
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