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3Dプリンタをインターネットから監視できるIoTデバイスを発表:3Dプリンタニュース
ミリメーターは、3Dプリンタをインターネット経由で監視可能にするIoTデバイス「3DプリンターIoTキット」を2016年12月に販売する。ネットワーク経由で印刷状況などを把握できるようになるという。
ミリメーターは2016年8月30日、3Dプリンタをインターネット経由で監視可能にするIoT(モノのインターネット)デバイス「3DプリンターIoTキット」を発表した。同年12月より、販売を開始する。
同キットは、「RepRap」プロジェクトのオープンソースを利用して開発した3Dプリンタを、インターネットに直接接続できるようにする製品だ。ネットワーク経由で印刷状況などを把握できるため、監視コストを削減し、生産効率を高めることができるという。
ネットワークからの3Dファイル(gcode)のアップロード・印刷のほか、ホットエンド/ヒートベッド温度設定、タイムラプス映像作成、USBカメラによるリアルタイム中継、出力中gcodeのヘッド軌跡リアルタイム描画などの機能を備えている。
さらに、同社が独自に組み込む機能として、独自のgcodeスクリプトによるフィラメント交換の指示出し、印刷コスト計算、印刷状況のパーセント表示(液晶搭載の3Dプリンタのみ)、現在出力中高さ表示、コミュニケーションツール「slack」へのメッセージ連携、各種Iotサービスに連携できるMQTT連携なども提供する。
価格は3万円(税別)の予定。同社では今後、3Dプリンタのオプションとして購入できるように、準備を進めるとしている。
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