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表計算ソフトからクラウド型予算管理サービスへ置き換え、予実管理を簡略化:製造IT導入事例
寺岡精工は、オラクルのクラウド型予算管理サービス「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を採用した。同サービスの導入により、中期経営計画と連動させた予算編成業務の実現などを図る。
日本オラクルは2017年7月20日、電子はかりやPOSシステムなどを手掛ける寺岡精工が、オラクルのクラウド型予算管理サービス「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を採用したと発表した。経営管理システムコンサルティングのジールが製造テンプレートを提供し、業務サポートと全体のプロジェクト管理を支援する。
寺岡精工では事業拡大に伴い、表計算ソフトを利用して行っていた予算策定作業の負荷が増大し、効率化が課題となっていた。また、全社最適の観点での販売計画策定や、中期経営計画と単年度予算を連動させる予算管理の仕組みを求めていた。
同サービスの採用に当たっては、「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」について、販売、生産、在庫計画、各種経費予算を連動できる統合ソリューションであること、単年度予算管理から段階的に実装でき、将来的な事業の変化にも対応が可能であることなどを評価した。
さらに同サービスについて、製造部門での製造や払い出しの原価計算や投資計画による固定資産の減価償却費を自動計算できる点、貸借対照表とキャッシュフロー計算書に対応できる点、多通貨対応や為替リスクのシミュレーションが可能である点なども評価している。
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