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バラスト水処理装置の工場を新設、生産能力を2.4倍に:工場ニュース
三浦工業は、愛媛県の北条工場に建設していた多目的工場が完成したと発表した。新工場の東棟には、今後需要増が見込まれるバラスト水処理装置の製造工場を建設し、生産能力を従来比で2.4倍に高める。
三浦工業は2017年6月22日、愛媛県松山市の北条工場に建設していた多目的工場が完成したと発表した。製造、物流倉庫、実験棟など多目的に活用できる新工場は、総工費が約30億円、建築面積は9488m2。
新工場の東棟には、今後需要増が見込まれるバラスト水処理装置の製造工場を建設し、生産能力を従来比で2.4倍に高める。中央棟には物流倉庫、西棟に新商品実験場を新設し、同年7月18日から生産を開始する。
小型貫流ボイラーメーカーの同社は、製造増加に対応するため生産ラインの増強や物流倉庫の拡張に取り組んできた。また、新商品実験スペースの確保を目的として2014年に新工場の計画をスタートするなど、各工場の再編を進めていた。
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