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ハイパフォーマンスブラウザの最新版を提供開始組み込み開発ニュース

ACCESSは、同社のChromium Blink対応ハイパフォーマンスブラウザの最新版「NetFront Browser BE v2.4」の提供を開始した。最新版では、HTML5対応機能やサードパーティー製メディアプレーヤーへのサポート機能が拡張している。

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 ACCESSは2017年6月27日、同社のChromium Blink対応ハイパフォーマンスブラウザの最新版「NetFront Browser BE v2.4」の提供を開始した。

 NetFront Browser BEは、Chromium Blinkエンジンを搭載したHTML5ブラウザ。ハイエンドの組み込み機器において、マルチコアCPU/GPUなどのハードウェアリソースを最大限活用できる。ハイエンドスマートテレビや車載インフォテインメントシステム(IVI)、セットトップボックス、ゲーム機などHTML5規格対応プラットフォームの実装に適している。

 最新版のv2.4では、外部メディアプレーヤーAPIが提供され、Chromiumビルトイン型メディアプレーヤーを用いなくてもサードパーティー製メディアプレーヤーとの実装が容易になった。また、デコードやDRM処理で負荷が高くなった場合も、ハードウェア側のリソースで処理速度を向上し、CPUへの負荷を軽減する。

 外部メディアデコーダーAPIも新機能の1つだ。YouTubeやその他のW3C Media Source Extension(MSE)、W3C EME(Encrypted Media Extensions)を利用したOTTプラットフォームで、ハードウェアベースのビデオコーディングが容易に実装できる。

 さらに、最新の放送/通信規格であるHbbTV 2.0.1や4K/8K対応ARIB STD-B62/TR-B39(第2世代デジタル放送)、Freeview Play 2017、YouTube on TV 2017を新たにサポートしている。

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