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初心者に優しい、費用や納期もチャットで相談できる3Dデータ作成サービスを開始:CADニュース
X人の株式会社は、初心者向けの3Dデータ作成サービス「モデリー」を開始した。費用や納期について、ユーザーがチャットで相談できる窓口を設置するなど、3Dデータの作成経験がないユーザーが利用しやすい仕組みとなっている。
X人の株式会社は2017年5月1日、初心者向けの3Dデータ作成サービス「モデリー」を開始した。費用や納期についてユーザーがチャットで相談できる窓口を設置するほか、データ作成費用も事例を使って提示する。3Dデータの作成経験がないユーザーでも利用しやすい仕組みとなっている。
モデリーでは、VR/ARやゲーム、アニメーションなど、さまざまな用途に向けた3Dデータが作成可能だ。例えば、イメージ図から3Dプリント用データを作成したり、平面イラストから3Dキャラクターモデルを、人物写真からリアルな人物3Dモデルを作成することもできる。
また、同サービスでは海外のデザイナーにデータ作成を依頼。そのため、高品質なモデルを低価格で納品できる。
これまでの3Dデータ作成サービスは、費用や内容が分かりにくく、初心者が作成を依頼しづらい面があった。同社では、これが3DプリントやAR/VR普及の課題になっていると考え、ユーザーが簡単に利用できる3Dデータ作成サービスを開始した。
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