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人工衛星生産棟の建設を発表、並行生産能力を10機から18機に増強工場ニュース

三菱電機は、鎌倉製作所に「新衛星生産棟」を建設すると発表した。堅調な人工衛星の需要に対応するため、並行生産能力を10機から18機に増強し、2021年度に宇宙システム事業1500億円を目指す。

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 三菱電機は2017年4月7日、人工衛星の生産能力を増強するため、同社の鎌倉製作所に「新衛星生産棟」を建設すると発表した。建築面積は約6600m2、延べ床面積は約1万3000m2で、投資額は約110億円の見込み。2019年7月の竣工、同年10月の稼働開始を予定している。

 新衛星生産棟には、大型のスペースチェンバーや振動試験設備、電波試験設備などを導入する。人工衛星の組み立てから試験までを行い、既存設備を含めた並行生産能力を10機から18機に増強する。

 政府の宇宙基本計画には、民生分野での宇宙利用の推進など実利用衛星の中長期的な開発計画が明確化されており、官需衛星需要の伸張が見込まれる。また、国内外の商用通信衛星も堅調に需要が推移している。同社は、新衛星生産棟の建設によって生産能力/生産効率を向上させ、2021年度には人工衛星を含む宇宙システム事業の売り上げとして1500億円を目指すとしている。

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三菱電機鎌倉製作所「新衛星生産棟」の完成イメージ
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大型スペースチェンバーの導入イメージ

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