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「IoT Lab Selection」と「地方版IoT推進ラボ」を開催、受賞者を選定製造マネジメントニュース

経済産業省およびIoT推進ラボは、IoTを活用した優れたプロジェクトを選定・表彰する「IoT Lab Selection」を開催し、受賞者を選定・表彰した。また、地域における取り組みを選定する「地方版IoT推進ラボ」も開催した。

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 経済産業省およびIoT推進ラボは2017年3月13日、IoT(モノのインターネット)を活用した優れたプロジェクトを選定・表彰する、第3回先進的IoTプロジェクト選考会議「IoT Lab Selection」を開催し、受賞者を選定・表彰した。併せて、地域におけるIoTプロジェクト創出のための取り組みを選定する「地方版IoT推進ラボ」の第2回選定も開催した。

 IoT Lab Selectionは、新たなIoTビジネスモデルの創出やIoTプラットフォーマーの発掘・育成を図る取り組み。IoT、ビッグデータ、人工知能を活用して事業化に取り組むプロジェクトを対象として、成長性・先導性や波及性といった観点から選考を行い、支援する。

 今回の選考会議では、1次・2次審査を通過して最終選考に選ばれた8件のプロジェクトについて公開プレゼンテーションによる審査が行われ、グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞を選定した。

 グランプリはCoaidoの「大切な人が倒れたとき、命が助かる可能性を上げるアプリ」、準グランプリは東京大学の小林博樹氏による「野生動物装着センサ網による時空間情報ネットワーク」、審査員特別賞はKeychainの「ブロックチェーン技術によるIoT認証プラットフォーム構築」が選ばれた。

 受賞した3プロジェクトを含め、ファイナリストに選定された8プロジェクトは、政府系機関などによる資金支援、事業化などに向けたメンターによる伴走支援、規制改革・標準化などに関する支援を受けることができる。

 また、併せて開催された「地方版IoT推進ラボ」は、2016年7月に続く2回目の選定となり、北海道函館市、宮城県仙台市など新たに24地域が選定された。

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