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中国IT・通信大手とドイツ国際物流・郵便大手がIoT分野で提携:製造マネジメントニュース
中国の華為技術は、国際物流・郵便大手の独Deutsche Post DHL Groupと、産業グレードのIoTデバイスとインフラストラクチャを活用した広範なサプライチェーン・ソリューションを展開することに合意した。
中国の華為技術(ファーウェイ)は2017年2月14日(現地時間)、国際物流・郵便大手の独Deutsche Post DHL Group(DHL)と、産業グレードのIoT(モノのインターネット)デバイスとインフラストラクチャを活用した広範なサプライチェーン・ソリューションを展開することに合意したと発表した。
今回の合意を受けて両社は、移動体通信をベースとしたIoT技術に焦点を当て、共同でプロジェクトを進める。同プロジェクトでは、最小限の消費電力で、遠隔地にある大量のデバイスとの通信を実現していく。通信の接続性を向上させることで、倉庫業務、貨物輸送、通信事業者と利用者を結ぶラストワンマイルにおいて、重要なデータの提供や可視化が可能となり、より統合された物流の価値連鎖を実現できるとしている。
ファーウェイでは、DHLがファーウェイのIoTデバイスと、通信の専門知識を備えた人材、ネットワーク・インフラストラクチャを活用できるようにし、同時により高度な計測や自動化機能を導入するための継続的な取り組みを進めていく。両社は欧州と中国でのパイロット・プロジェクトなどを通じて、イノベーションの成果の商用化と販売に向けた取り組みでも協力する。
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