データ連携とデバイス監視を組み合わせた共同サービスを開始:製造業IoT
セゾン情報システムズは、同社のデータ連携ソフトウェア「HULFT IoT」とJIG-SAWのデバイス監視サービス「puzzle」の連携について発表した。デバイスの監視/管理業務からデータ連携までをサポートし、ユーザー企業のIoT運用コスト減に貢献する。
セゾン情報システムズは2016年12月21日、同社のデータ連携ソフトウェア「HULFT IoT」とJIG-SAWが提供するデバイス監視サービス「A&A ROBOT MANAGED SERVICE(puzzle)」を連携することで合意したと発表した。2017年1月からサービス提供を開始し、2018年度までに100社への導入を目指す。
今回両社では、完全閉域ネットワーク環境のエッジコンピューティング基盤やAIを活用したJIG-SAWのpuzzleと、セゾン情報システムズのIoT(モノのインターネット)データ連携ソフトウェアのHULFT IoTを組み合わせたソリューションを提供する。これにより、大量のデバイスの監視/管理業務から、確実なデータ連携までをサポートする。
また、JIG-SAWのサービス拠点「Sapporo Control Center」に、24時間365日体制の「HULFT IoT サポート窓口」を併設する。大量のデバイスの監視/管理業務からデータ連携に加え、ワンストップサポートを提供することで、IoTシステム全体の品質向上と運用コスト削減が可能になるという。
現在、多くの企業でIoTシステムの活用方法の検討や導入への取り組みが進められている。IoTシステムは、従来のシステムに比べてデータ収集のためのデバイスを大量に導入する必要があるため、デバイスの監視やデバイスからのデータ連携を管理する費用の増大が新たな課題となっている。
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