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インダストリー4.0の推奨規格「OPC UA」、パブサブモデルでスマート工場に対応産業用ネットワーク(2/2 ページ)

日本OPC協議会は、OPCの動向を国内で紹介する「OPC Day 2016 in Japan」を2016年12月に開催。2017年にリリース予定の「OPC UA」のPublish/Subscribe通信モデルの概要やスマート工場内での意味、今後のロードマップなどについて紹介した。

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TSNを組み込みリアルタイム性確保へ

 パブサブモデルは、既に2016年4月にドイツで開催されたハノーバーメッセでプロトタイプが公開されており、2017年央には本リリースを行う計画である。

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パブサブモデルのロードマップ(クリックで拡大)出典:日本OPC協議会

 パブサブモデルの本リリース後は、通信のリアルタイム性を確保するTSN(Time Sensitive Network)の採用なども検討する計画だ。これらの課題解決が進めば、上位から末端までをOPC UAが採用できる可能性も生まれてくる。藤井氏は「TSNはまだ検討段階で、当面はパブサブモデルの本リリースが活動の中心となる。検討が本格化するのはパブサブモデルの本リリース後だ」と述べている。

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