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組み込み教育の現場ですぐに使える実習付き教材セット組み込み開発ニュース

パーソナルメディアは、組み込み教育の現場ですぐに使える実習付き教材セット「IoT-Engine 教育&実習パッケージ」を2017年3月1日に発売する。リアルタイムOSからIoT応用システムまで学習できる。

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 パーソナルメディアは2016年12月8日、組み込み教育の現場ですぐに使える実習付き教材セット「IoT-Engine 教育&実習パッケージ」を2017年3月1日に発売することを発表した。リアルタイムOSからIoT(モノのインターネット)応用システムまで、一貫したカリキュラムで学習できる。

 同パッケージは、同社の「リアルタイムOS 教育&実習パッケージ」をベースに、IoT-Engineを実行用ボードとして採用している。IoT関連の講習用スライドや例題プログラムなどの教材を追加し、IoTの応用システムや関連機器の開発に対応する。

 同製品は、座学から例題による実習、本格的な組み込みシステムやIoT応用システムの開発に必要な教材や資料をワンパッケージ化した。同製品と開発用のICE(In-Circuit Emulator)、Windows PCを用意するだけでリアルタイムOSを使ったプログラミング実習ができる。教材と例題は各教育機関のカリキュラムに合わせて編集し、カスタマイズも可能だ。

 例題プログラムは、基本的な例題から総合的な応用問題まで付属している。また、タスクトレーサにより例題プログラム実行時のタスク遷移、システムコール発行などの履歴を視覚的に表示するので、画面を見ながらリアルタイムOSの機能として本質的な部分の動作を理解できる。

 IoTの応用システムや関連機器の開発に向けた教材も含まれ、同じボードを実習で使用できる。このため、リアルタイムOSからIoT応用システムまでシームレスなカリキュラムで学習が可能だ。

 IoTの応用システムは、クラウド側の開発に加えて機器側の開発も重要だが、機器側はリソースが限られている上に、機器のリアルタイム制御といった高度な技術が必要となる。一方で、組み込み教育の現場では、良い教材を作成する時間がなく、市販の教材も適当なものがないなどの声があった。

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「IoT-Engine 教育&実習パッケージ」のイメージ

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