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富士ソフト、大阪に車載ソフトウェア開発の新拠点
組み込みソフトウェア開発大手の富士ソフトが大阪に新拠点を開設する。車載ソフトウェア開発の拠点として、東名阪と中国地方を強化する。
富士ソフトは2016年9月28日、新大阪駅前に「大阪第2オフィス」を同年10月3日に開設すると発表した。車載ソフトウェア開発拠点としての新設で、エンジニア約200人が勤務する。
同社は既に近畿地区へ大阪オフィス(大阪市中央区)と神戸オフィス(神戸市)を設けており、制御/組み込み系ソフトや業務用ソフトなどの受託開発を主とした事業展開を行っている。
車載系ソフトウェア開発拠点としても名古屋と広島に拠点を設けているが、大阪第2オフィスはASI(Automotive System Integration)事業部を配置し、東名阪および中国地方を連携した体制を整備し、技術者の採用と車載ソフトウェア開発事業の拡大を進めるとしている。
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