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IoT機器のセキュリティについて共同研究を開始製造マネジメントニュース

サイバー・セキュリティの研究開発に取り組むFFRIは、パナソニックとIoT機器のセキュリティについて、共同研究を開始する。研究成果をIoT機器、製造プロセス、運用の仕組みなどに適用し、予測される新たな脅威に対抗していくという。

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 FFRIは2016年6月1日、IoT(モノのインターネット)機器のセキュリティについて、パナソニックと共同研究を開始すると発表した。

 FRRIは、セキュリティ対策技術を製品やサービスとして提供するサイバー・セキュリティの研究開発企業。自動車セキュリティをはじめとしたIoT機器のセキュリティに関する研究にもいち早く取り組んできた。今後高まっていくと予想される、IoT機器に対する攻撃者視点のセキュリティ分析や現状把握、解析対策技術などについて、さらに調査研究を進める必要があると考えていたという。

 一方、パナソニックでは、IoT機器のセキュリティに関して、専門的な分析ノウハウや社外からの知見も加えて問題解決に生かすことを検討しており、FRRIとの共同研究につながった。

 今回の共同研究により、FFRIのサイバー・セキュリティに関する専門的技術力と、パナソニックのIoT機器関連の技術力を組み合わせ、具体的な対策技術の研究開発を国内で進める。さらに、その成果をさまざまなIoT機器、製造プロセス、運用の仕組みなどに適用することで、予測される新たな脅威に対抗していくという。

 具体的な研究内容としては、IoT機器に対する攻撃者視点のセキュリティ分析・現状把握、解析対策技術の研究、自動車セキュリティに関する研究、共同研究を介したセキュリティ人材育成が挙げられている。

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