クラウド対応の3D CADの実力を確認しよう――シーメンスPLMソフトウェア:DMS2016開催直前! ブース出展情報
シーメンスPLMソフトウェアは「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS2016)」において、3D CAD「Solid Edge ST9」を中心に、CAEの「Femap」、PLMの「Teamcenter」など、解析ツールやデータ管理ソリューションも展示する。
2016年6月22〜24日の3日間、東京ビッグサイトで「第27回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2016)が開催される。
今回、シーメンスPLMソフトウェアは、2016年5月に発表した3D CAD新製品「Solid Edge ST9」を中心に、CAEの「Femap」、PLMの「Teamcenter」など、解析ツールやデータ管理ソリューションも展示する。
Solid Edge ST9のキャッチフレーズは“Expand your Horizons”。今まで考えられなかったような“新たな次元の設計環境”をユーザーに届けるということがその開発のテーマだという。Solid Edge ST9は同社CAD/CAM製品として初めて“クラウド”に対応。インターネットを経由して、いつでもどこへでも本格的な設計環境を持ち運べる。そこで動作するのは通常版のSoli Edgeと全く同じである。JIS対応の図面にも対応する。
同製品ではあえて「ローカルインストール方式」を採用している。「ネットワークのスピードでイライラすることもなく、たとえネットが遮断されてしまったとしてもそのまま作業を続けられます」(同社)。
またSolid EdgeはマイクロソフトのタブレットPC「Surface Pro」を認定ハードウェアとして登録している。マイクロソフトとシーメンスの技術陣の協力によるチューニングで、優れたパフォーマンスを800gほどのボディで実現している。
「設計・開発環境のクラウド化が一般ユーザーにどのように受け入れられるのか? またCADユーザーはどのように感じているのかという点について、来場者の皆さまとお話することで、理解を深めたいと思っています」(同社)。
今回の同社では、モバイル環境でのCAD利用や、必要に応じて導入できるサブスクリプションタイプのライセンスのメリットについて、来場者に対し訴求していく。マイクロソフトとの協調(SurfacePro、SurfaceBook)を前面に出したデモ・展示を実施する。またTeamcenterとSolid Edgeのコラボレーションのデモをライブで見られる。
「IoT/Industrie 4.0など、設計・製造を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。設計者の立場からしても、顧客・サプライヤ・製造部門等からの情報を取り入れ、または発信し、コラボレーションを今まで以上に活発にする必要があります。そのような視点からすると、従来通り、設計室や実験室にこもって作業するだけでなく、出張先・顧客先でも設計データの参照、場合によっては実際に設計作業をする必要も出てきます。そのために必要なソリューションとして、Solid Edgeはクラウドライセンスに対応、またマイクロソフトとの協調により、SurfacePro,SurfaceBookで快適なパフォーマンスを出せるようにチューニングを行っています」(同社)。
第27回 設計・製造ソリューション展(DMS2016)
会期 2016年6月22〜24日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
[ブース情報]シーメンスPLMソフトウェア
東ホール ブース番号:東13-36
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