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「緩やかな標準」から「プラットフォーム」へ、IVIの新たな挑戦IVI公開シンポジウム2016(1)(4/4 ページ)

「つながる工場」実現に向け、製造業、製造機械メーカー、ITベンダーなどが参加する「Industrial Value Chain Initiative(IVI)」は設立から約1年となる成果について、シンポジウムで発表した。本連載では、同シンポジウムの内容を取り上げていく。今回は“プラットフォーム化”を目指すIVIの2016年度の取り組みについて紹介する。

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プラットフォーム整備事業は6月から活動を本格化

 プラットフォーム化の取り組みについては、現在IVI幹事会でプラットフォームSG(スタディーグループ)が承認済みで2016年3〜4月に有識者を交えて方向性を議論する。同年6月の総会でアクションプラン(進め方、体制など)を提示し、公募する形で進める計画だという。

 西岡氏は「ビジネスドメインやスコープ、ステークホルダーの利害関係、技術的要因や競争ルールなどを事前設計し、価値のあるプラットフォームを作り出せるようにしたい。事前にそれぞれにとって本当にプラスになるかをしっかり検証していく」と述べている。

 このプラットフォーム化の取り組みにより、個々の技術のリファレンスモデルだけでなくより広い範囲のリファレンスモデルとなるように進化させていく方針だ。

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