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「ヴェゼル」に待望のRSモデル、直噴ターボは設定せず?:車両デザイン
ホンダは2016年2月下旬に一部改良を予定している小型SUV「ヴェゼル」に「RS」モデルを追加すると発表した。
ホンダは2016年2月5日、同年2月下旬に一部改良を予定している小型SUV「ヴェゼル」に「RS」モデルを追加すると発表した。先行情報をWebサイトで公開している。
ヴェゼルRSの外観デザインは、ロー&ワイドなプロポーションとし、専用のフロントグリル、クリスタルブラック塗装を施したボディロアガーニッシュ、18インチアルミホイールによって「スポーティーで力強い走りを表現した」(同社)という。内装は、シート、インストルメントパネル、センターアームレストなどにスウェード調表皮を採用している。
現時点で公開されている写真では、排気量1.5l(リットル)の自然吸気エンジン搭載のガソリンエンジンモデルと、1モーターのハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」搭載のハイブリッドモデル、それぞれにRSモデルが設定されているようだ。
RSモデルにふさわしいということで、「ステップワゴン」などに採用されている排気量1.5l直噴ターボエンジンの設定も期待されているが、今のところ言及はない。
ホンダの車両でRSモデルと言えばスポーツグレードを指す。1974年に「シビック」で初めて設定され、その後2007年から「フィット」に設定されるようになった。RSはRoad Sailingの略で、長距離ドライブを楽しむクルマという意味がある。
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