設計フォースを覚醒する「SOLIDWORKS 2017」の新機能:SOLIDWORKS World 2016(1/3 ページ)
ソリッドワークスは、年次ユーザーイベント「SOLIDWORKS World 2016」を開催した。最終日の基調講演では、次期バージョンとなる「SOLIDWORKS 2017」に搭載予定の新機能を、映画『STAR WARS』のパロディーとともに紹介した。
ダッソー・システムズ・ソリッドワークス(以下、ソリッドワークス)は、年次ユーザーイベント「SOLIDWORKS World 2016」(会期:2016年1月31日〜2月3日)を米国テキサス州ダラスで開催した。同年2月3日(現地時間)に行われた最終日の基調講演では、次期バージョンとなる「SOLIDWORKS 2017」に搭載予定の新機能を、映画『STAR WARS(スター・ウォーズ)』のパロディー「SOLID WORKS」とともに紹介した。
SOLIDWORKSは、最初の基調講演でSOLIDWORKSブランド 最高経営責任者(CEO)であるジャン・パオロ・バッシ(Gian Paolo Bassi)氏が述べた通り、「イノベーションプラットフォームとして、ユーザーが必要とするものを提供する」ことを基本方針としている(関連記事:設計者に最適形状を提案する「Xdesign」がデザインにイノベーションを起こす!?)。実際、ユーザーからの機能強化リクエストを受け付けるオンライン投票を2001年から毎年実施しており、寄せられたリクエストのうち約75%が、実際にSOLIDWORKSの新機能として組み込まれているという。
次期バージョンに搭載予定の新機能を紹介する「スニークプレビュー」は、SOLIDWORKS Worldの最終日に行われる恒例行事(?)で、これまで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を模した「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」や、『バットマン』を模した「キャドマン(CADマン)」などユニークな寸劇を繰り広げてきた(関連記事:部分レンダリングに寸法配置の切り替え、「SolidWorks 2015」の新機能)。
2015年に新作が公開されたばかりの超大作スター・ウォーズをどの程度パロディーしているのか気になるところだが、まずは「SOLID WORKS」の中で紹介されたSOLIDWORKS 2017に追加予定の主な新機能を見ていこう。
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