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DMM.comとPwCがロボット分野で提携、法人導入の加速狙う
DMM.comがコンサルティング会社のプライスウォーターハウスクーパースとロボティクス分野での協業を発表した。ロボット開発ベンダーの支援を通じて、法人向けロボット事業を成長させる狙い。
DMM.comは2016年1月14日、会計系コンサルティング会社のプライスウォーターハウスクーパース(以下、PwC)とロボティクス分野での協業を発表した。ロボット開発ベンダーの支援を通じて、法人向けロボット事業を成長させる狙いだ。
DMM.comは事業展開する「DMM.make ROBOTS」において、ロボット販売プラットフォームの提供と開発者支援を行っており、PwCは2015年11月よりロボット導入を検討する企業に対して、企画から導入・運用までを支援するコンサルティングサービスを提供している。両社の協業により、ロボットの開発/販売/導入運用までをトータルでサポートする体制が整うことになる。
加えて、新型ロボットを市場へ投入するための開発支援プログラムも提供する。ロボット開発へ取り組む企業に対し、新ロボットの製品企画や事業運営支援などを提供し、IPOも含めた支援を一貫して提供するとしている。
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