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キヤノンが“ばら積みピッキング”の次に狙うのは“ロボットアームの目”Canon EXPO 2015 Tokyo(2/2 ページ)

キヤノンは「Canon EXPO 2015 Tokyo」において、2014年に新規参入したマシンビジョンの新たな技術展示などを行った。

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ロボットの目としての役割

 ただ、この技術はこのまま実用することは想定していないという。「この技術はもっと小型化し、最終的にはロボットアームの先端に付けることを目標としている。ロボットによる組み立て作業が今後広がる中で、目の役割を果たす画像認識技術は重要になる」とブース担当者は話している。

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上からLED、可視光カメラ、赤外線カメラ、赤外線パターン照射機、可視光カメラの順番で搭載している。

 今後は機器そのものの小型化とともに、小型化でも性能を発揮できるようなレンズ技術やソフトウェア技術の開発などを推進。「生産の自律化などが進む中、ロボットアームに取り付けるマシンビジョンでもより多くの画像情報を求められるようになる。それらのニーズに応えられるマシンビジョンとしていく」(担当者)としている。

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キヤノンのマシンビジョンの開発展望(クリックで拡大)出典:キヤノン
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