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スズキのフルハイブリッドはオートギヤシフトを採用、時速60kmでEV走行可能東京モーターショー2015(2/2 ページ)

スズキは「東京モーターショー2015」において、モーターだけでの走行(EV走行)が可能なフルハイブリッドシステムの技術展示を行った。2016年内に発売予定の「ソリオ ハイブリッド」に搭載する予定だ。

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ミニバンコンセプト「エアトライサー」にも搭載

 フルハイブリッドシステムの動作パターンとしては、最初の起動時に一度はエンジンを始動することになる。ただしその後、時速60km程度までの街乗りであれば、エンジンを停止したままでEV走行することができる。交差点などで一度停止した後の再発進時も、エンジンを始動せずに済む。ただし、リチウムイオン電池パックの残容量が少ない場合には、エンジンを動かして発電する。

 EV走行範囲外での加速時はエンジンを動かすとともに、MGUによるモーターアシストを行う。高速での巡航走行時は、エンジン効率が最も良い回転数で発電しながら、モーター走行を行う。

 フルハイブリッドシステムのMGUの出力やリチウムイオン電池パックの容量、搭載を予定しているソリオ ハイブリッドの燃費性能などの詳細は公開していない。

 なお、東京モーターショー2015で公開したコンセプトカーの1つで、ミニバンの「エアトライサー」は、このフルハイブリッドシステムを搭載する設定になっている。

ミニバンのコンセプトカー「エアトライサー」
ミニバンのコンセプトカー「エアトライサー」(クリックで拡大)
「エアトライサー」は独特のシートアレンジが特徴だ「エアトライサー」は独特のシートアレンジが特徴だ 「エアトライサー」は独特のシートアレンジが特徴だ(クリックで拡大)
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