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国内企業ブランドの3Dプリンタは2016年以降が勝負!?メカ設計メルマガ 編集後記

インクジェット方式が主戦場に?

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この記事は、2015年11月14日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

⇒ 「メルマガ編集後記」のバックナンバーはこちら

国内企業ブランドの3Dプリンタは2016年以降が勝負!?

 2015年10月27日、リコーが自社ブランド製品として初めてとなるハイエンド3Dプリンタ「RICOH AM S5500P」(以下、S5500P)を発表しました。産業用3Dプリンタや粉末材料などを手掛けるアスペクト(1996年11月18日設立)との共同開発により実現した製品だそうです(関連記事:リコー初の自社ブランド3Dプリンタ「RICOH AM S5500P」発表)。

 S5500Pは、粉末焼結積層造形(SLS:Selective Laser Sintering)方式を採用した産業用3Dプリンタで、「PA(ポリアミド)11」「PA12」といった樹脂材料の他、「PA6」「PP(ポリプロピレン)」などの汎用性のある材料を利用できます。造形エリアは550×550×500mmと大容量。複数種類の部品を一度に造形したり、大型部品を一括で造形したりできるそうです。

3Dプリンタ「RICOH AM S5500P」
リコーのSLS方式ハイエンド3Dプリンタ「RICOH AM S5500P」(出典:リコー) ※画像クリックで拡大

 ここに来て、ようやく国内企業による自社ブランド3Dプリンタの発表がチラホラと聞かれるようになってきましたね!

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