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トヨタ日産ホンダマツダ三菱自――5社トップが語る「未来のモビリティ」東京モーターショー2015(2/2 ページ)

「東京モーターショー2015」のプレス向けイベントで、日本の自動車メーカー5社のトップが対談した。「自動運転」や「これからのエンジン」について各社の考え方を説明した他、東京モーターショーの来場者に向けてのメッセージも語った。

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電気自動車(EV)や未来のエンジンについて

相川氏(三菱) EVは移動する価値もあるんですが、“止まっている時も価値がある”というのが魅力です。蓄電池の機能を持つので、停車時も家庭の電源とつないでエネルギーマネジメントができます。止まっているときに駐車料金が発生していたこれまでとは、大きな差です。これがEVが未来のモビリティたる理由だと考えています。

西川氏(日産) エンジンについて、電動化は避けて通れないと思っています。そのなかでハイブリッドが大きく広がっていますが、考えてみるとハイブリッドはエンジンを持っている。将来的には電動化の技術を磨いていくことに加え、それに伴う内燃機関も磨く、この両立が重要です。

小飼氏(マツダ) 電動化は進みますが、一方で内燃機関と呼ばれるエンジンの効率アップにも改善の余地があると考えます。燃料と酸素をきれいに混ぜることができれば、排ガスもきれいになり、燃費ももっと良くなる。今後のエンジニアの頑張りに期待したいです。

三菱自動車工業が東京モーターショー2015で発表したコンセプトカー「MITSUBISHI eX Concept」
三菱自動車工業が東京モーターショー2015で発表したコンセプトカー「MITSUBISHI eX Concept」(クリックで拡大)

「東京モーターショー2015」に寄せてのメッセージ

相川氏(三菱) 三菱はEVに力を入れていきます。しかし、EVはまだ産まれたばかりの赤ん坊です。赤ん坊は大事に、独り立ちできるよう皆さんに応援していただいて、育ててほしいと思います。

豊田氏(トヨタ) 日本は多くの自動車会社がありますが、これから先、どうなるかなんて誰にも分かりません。われわれのPHEVだって、世界的にみればたったの2%です。これから相当長い間、過渡期が続くと思いますが、それぞれの会社が特長をあしながらもっといいクルマを作って参ります。

西川氏(日産) モーターショーは、ぜひ「日本の技術」を見て頂きたいと思います。日産も自動車を作る会社ですから、これからも技術を磨いて、技術で勝負していく。ぜひ皆さんにもその素晴らしさを知って頂きたいです。

小飼氏(マツダ) マツダはスポーツカーのコンセプト車を出しています。喜んでいただけるかどうかわかりませんが、ぜひ見に来て頂ければと思います。他の自動車メーカーさんも素晴らしいクルマばかりです。ぜひご来場いただき、楽しんでください。

池氏(ホンダ) ホンダを代表していますが、自動車工業会も代表して申し上げると、東京モーターショーは世界のテクノロジーショーです。クルマはこれから、単成るモビリティではなく、社会インフラの1つになっていきます。同時開催の「SMART MOBILITY CITY 2015」の規模はまだ小さいですが、2020年のショウケースに向けて進化させていきます。課題は山積みで、各社暗中模索が続きます。しかし一生懸命いいクルマを作っていきますので、2年毎のショーではありますが、お楽しみ頂ければと思います。

イベント終了時のようす
イベント終了時のようす(クリックで拡大)
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