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日産の自動運転は“心地よい”、コンセプトEV「Nissan IDS Concept」:東京モーターショー2015(1/3 ページ)
日産自動車が東京モーターショー2015で自動運転技術のコンセプトEV「Nissan IDS Concept」を世界初公開。「ニッサン・インテリジェント・ドライビング」という同社の自動運転車コンセプトを具現化。“人にとって心地よい”自動運転とは?
日産自動車は2015年10月28日、「東京モーターショー2015」(一般公開日:2015年10月30日〜11月8日、東京ビッグサイト)のプレスブリーフィングで、自動運転技術のコンセプトEV「Nissan IDS Concept(ニッサンIDSコンセプト)」と軽自動車タイプのコンセプトEV「TEATRO for DAYZ(テアトロ for デイズ)」を世界初公開(ワールドプレミア)した。
Nissan IDS Conceptは「ニッサン・インテリジェント・ドライビング」という同社の自動運転車コンセプトを具現化したもの。
- 自動運転時には、クルマがさまざまな運転操作を行うのはもちろん、加速やブレーキング、コーナリングなど、あらゆる場面においてドライバーの思いのままに動くこと。
- 自らステアリングを握る時は、ドライバーが安心して意のままにクルマを操れるドライビングフィールを提供できること。
この2つの機能によって、ドライバーが日々のストレスから解放され、心身ともにリラックスした状態で移動することができる、というのがニッサン・インテリジェント・ドライビングのテクノロジーが目指すところだ。
同社の社長兼CEO カルロス ゴーン氏は「ニッサン・インテリジェント・ドライビングがドライバーの認知・判断・操作をサポートすることで、現在発生している交通事故の原因の9割を占めるといわれる“人間の運転ミス”を補い、より安全でかつ楽しいドライビングを実現できる」と、同社が目指す自動運転車が生み出す未来像を語った。
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