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レクサスの「LF-FC」はフラッグシップかつ燃料電池車のコンセプト:東京モーターショー2015(3/3 ページ)
レクサスは、「東京モーターショー2015」のプレスブリーフィングにおいて、次世代フラッグシップカーをイメージしたコンセプトカー「LF-FC」を初公開した。燃料電池システムをはじめ、さまざまな将来技術を搭載している。
レクサスに燃料電池車をラインアップする理由
LF-FCの「FC」は、レクサスのフラッグシップコンセプト(FC)と燃料電池(FC)、両方の意味を持っている。高級車であるレクサスに燃料電池車をラインアップすることにどのような意味があるのだろうか。
福市氏は「レクサスの商品開発の3本柱である、レクサスらしいデザイン、エモーショナルな走り、先進の環境・安全技術のうち、先進の環境技術としてハイブリッド技術を積極的に投入している。全世界で販売している12モデルのうち、2モデルはハイブリッド専用車で、7モデルにハイブリッド仕様がある。そして全世界販売の約3割がこれらのハイブリッド車が占めている。レクサスは高級車市場の中でもエコカーのイメージが強いブランドなのだ。そのレクサスが、究極のエコカーといわれる燃料電池車を発表したことは、きたるべき水素社会を見据えた準備が始まったということに他ならない」と説明する。
LF-FCはあくまでコンセプトカーであり、これら全ての将来技術を搭載して実車化するかどうかは決まっていない。しかし、レクサスブランドの燃料電池車ということであれば、あと5〜10年、つまり2020〜2025年に投入されることになりそうだ。
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