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トヨタの燃料電池車「ミライ」は「あえて4人乗り」、プレミアム感と走りを重視日本科学「未来」館で発表(1/4 ページ)

トヨタ自動車は、セダンタイプの新型燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を2014年12月15日に発売する。税込み価格は723万6000円で、国内販売目標台数は2015年末までで約400台。プレミアム感と荷室の広さ、そして走りの楽しさを重視したこともあり、5人乗りではなく4人乗りとなった。

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日本科学未来館の前に展示された「ミライ」

 トヨタ自動車は2014年11月18日、日本科学未来館(東京都江東区)で会見を開き、セダンタイプの新型燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を同年12月15日に発売すると発表した。同社が開発/製造する新型の燃料電池セル(FC)スタックや耐圧70MPaの高圧水素タンクなどの燃料電池技術と、「プリウス」に代表されるハイブリッド車の技術を融合した「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用した。水素タンクの充てん時間は3分程度、満充てんの状態からの走行距離がJC08モードで650kmなど、ガソリンエンジン車と同等の利便性を実現したとする。

日本科学未来館の前に展示された「ミライ」
日本科学未来館の前に展示された「ミライ」(クリックで拡大)

「ミライ」の外観(クリックで拡大)
「ミライ」の内装(クリックで拡大)
「ミライ」のエンジンルームと荷室(クリックで拡大)

 税込み価格は723万6000円。東京、名古屋、大阪、博多など水素ステーションが設置されている地域のトヨタ店とトヨペット店を通じて販売する。国内販売目標台数は2015年末までで約400台。このうち、官公庁や自治体、企業を中心に200台の事前受注があるため、今から注文しても納入は2015年中ごろになるという。

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