IoTに関する意識調査、「理解している」人は1割:製造マネジメントニュース
VSNは「IoT(Internet of Things)に関する意識調査」の結果を発表した。IoTを理解できているのは全体の11.1%で、IoTからイメージするのはスマートホームや家電だということが分かった。
VSNは2015年10月1日、「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)に関する意識調査」の結果を発表した。調査手法はインターネットリサーチで、調査期間は2015年9月11日〜9月14日。全国のインターネットユーザーの中から10〜50代の男女を対象に調査を実施し、計1177人から回答を得た。
まず、IoTを理解しているかを尋ねたところ、「理解している」と回答したのは全体の11.1%という結果になった。「全く理解できていない」は67.3%。男女別に見ると、女性の方が理解していない割合が多かった。
次に、IoTを理解している回答者を対象に、IoTから想起されるイメージを尋ねた。その結果、家電製品をホームオートメーションシステムで制御する「スマートホーム」が32.7%でトップ、次いで「スマート家電」「スマートロック」だった。
既に活用しているIoTについては、スマートフォンなどを用いて閉開錠・管理ができる「スマートロック」がトップとなった。男女別に見ると、男性は「スマートホーム」、女性は「健康管理」が最も多く、女性はIoTを健康管理に活用していることが分かった。
最後に、今後IoTに期待することを自由回答してもらったところ、「セキュリティと安全性にまだ不安があるので、堅牢なセキュリティ環境」「誰でも手軽に使用できる分かりやすい操作性」「自分では気付けない生活上の不備な点をIoTでサポートしてもらいたい」などの意見が挙がった。
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