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世界初の後付けスマートロックロボが“卒業”、4億5000万円を資金調達ベンチャーニュース

世界初(同社)の後付けスマートロックロボット「Akerun」を開発しているフォトシンスは、ジャフコ、YJキャピタル、ガイアックス、ベータカタリストの4社から第三者割当増資による資金調達の実施を発表した。調達金額は総額4億500万円だ。

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 ベンチャー企業のフォトシンスは2015年9月9日、ジャフコ、YJキャピタル、ガイアックス、ベータカタリストの4社から第三者割当増資による資金調達の実施を発表した。調達金額は総額4億500万円。

 フォトシンスはドアのサムターンに取り付けると、スマートフォンからカギの開錠/施錠ができるスマートロックロボット「Akerun(アケルン)」を開発。2015年4月から販売を開始している。今回調達した資金はマーケットの伸長に伴う販売戦略の拡大や、新製品開に充てるとしている。


スマートロックロボット「Akerun(アケルン)」。スマートフォンのアプリを通して、遠隔地からでも鍵の開閉を操作できる。価格は税別3万6000円(クリックで拡大)出典:フォトシンス

 同社は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2014年4月から実施している「スタートアップイノベータープログラム」の2014年度第1回公募に採択されている。今回の資金調達の実現は、同プログラムの基で開発を進めてきたAkerunを利用した法人向け空き建物管理システムの事業性や成長性が高く評価されたとしている。

 なおNEDOが実施するスタートアップイノベータープログラムの卒業要件は、ベンチャーキャピタルなどからの出資を累計金額1億円以上を獲得すること。今回の資金調達でこの条件を満たしたフォトシンスは、同プログラムの卒業生第1号になるという。

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