IoT向け共通プラットフォームのサービス提供を開始:製造ITニュース
インテックは、IoT向け共通プラットフォームの提供を開始すると発表した。IoT機能とデータセットを統合的に利用できる日本初のIoTサービスプラットフォームで、より多面的な分析を可能にすることを目的としている。
インテックは2015年8月19日、IoT(モノのインターネット)向け共通プラットフォームのサービス提供を開始すると発表した。実証実験環境の構築からシステム開発、IoT活用の効果検証を支援するサービス運用までを提供する。
同社が提供するIoT向け共通プラットフォームは、今後のICTシステムに必要となる、人・モノ・環境に関する膨大なデータを受け付け、これらのデータからリアルタイムに外部世界の状態を検知し、状態に応じて必要とされる処理を実行できるオープン指向のPaaSだ。
IoTに必要なデータの収集、蓄積、分析、可視化機能の提供だけでなく、オープンデータなどの周辺情報もデータセットとして提供。データセットは、より多面的に分析することを目的としており、IoT機能とデータセットを統合的に利用できる国内初のIoTサービスプラットフォームになるという。
活用例として、製造業での資産の効率化、予測保全、省エネ運用、サプライチェーン管理や電力・ガス・水道業界の運用効率化、設備最適化など。他に、ヘルスケア業界におけるライフログ管理、リテール業界での顧客向けプロモーション、在庫・棚管理などを想定している。
価格は、本格導入した場合の基本パックが初期費用10万円、月次費用20万円から。最小構成のPoCパックは初期費用、月次費用ともに5万円となる。
同社では、位置情報、エネルギー、製造機械分野などをターゲットに、4年後に10億円の売り上げを目指すとしている。
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