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「欲しいものがロボットだった」DMM.comが狙うロボット新市場創造インタビュー(2/2 ページ)

DMM.comが開始したロボット販売事業「DMM.make ROBOTS」では、「Palmi」や「Robi」などのロボットを販売する。「予想以上の手応えだ」という同社に、“ロボット販売プラットフォーム”の勝算を尋ねた。

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“欲しいものがロボットだった”

 DMM.make ROBOTSは事業として、2015年に年間売り上げ30億円、2017年に100億円を目指すとしている。2015年5月1日の販売開始を目前に控え、勝算はあるのか。

 「(売り上げ目標は)楽な数字ではありません。ただ、2015年の売り上げ30億円は達成できそうという手応えがあるのも事実です。2017年の売り上げ100億円を目指すためには、市場の開拓も行っていきたいと思ってます」(岡本氏)

 市場の開拓については「利用シーンの提案」から着手する。「ロボットが欲しい人にロボットを売るのではなく、“欲しいものがロボットだった”という流れを作ることから着手します。掃除を楽に済ませたい人がロボット掃除機を買うように、“欲しいものが結果的にロボットだった”というロボットや市場、潮流を提案していくことが大切なのではないかと感じています」(岡本氏)

 なお、提供を予定しているクラウド「DMMロボティクスクラウド」については、詳細を検討中だ。「更新用ファームウェア提供程度なら早い時期に用意でできますが、ロボットから得られたデータの解析とフィードバックで利用者にメリットを提供し、なおかつ、ロボットベンダーも利用でき、いいロボットを作るための支援柵としても機能する“価値あるクラウド”にすべく、詳細を検討しているところです」(岡本氏)

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