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Raspberry PiでLTE通信する拡張ボード「LTEPi」:組み込み開発ニュース
岡田商店は「Raspberry Pi」で利用できる、LTE通信モジュールを搭載した拡張ボード「LTEPi」を発売する。
岡田商店は「Raspberry Pi」で利用できる、LTE通信モジュールを搭載した拡張ボード「LTEPi」(Innovation Farm製)の受注を開始した。5月中旬より出荷する。価格はオープンで、同社直販サイトでのキャンペーン価格は2万9916円(税込)。
新製品は「Raspberry Pi B+」と「Raspberry Pi 2 Model B」に対応したLTE通信モジュールボードで、au 4G LTEエリアに対応した専用SIMカード「ろぼとま IoT/M2M SIM」を使用してデータ通信を行う。ろぼとま IoT/M2M SIMには上下128kbps制限の月額1080円プランと、最大75Mbps(ひと月7Gバイト制限あり)の月額3300円プランの2つが用意されている。
開発用にPythonのライブラリが提供され、インヴェンティットのアプリケーションプラットフォーム「ServiceSync Client」にも対応するため、Pythonを利用したプログラミングでクラウドと連携した開発が可能だ。
発売を記念し、2015年5月末まで「LTEPi スターターセット」の価格を2万9916円(税込)とするほか、同年4月末までに注文したユーザー先着50名に「LTE 128Kフラット(インターネット接続あり)」が3カ月利用できるクーポンがプレゼントされる。
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