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低価格ラズパイ「Raspberry Pi Model A+」、アールエスコンポーネンツが販売開始:組み込み開発ニュース
“20ドルラズパイ”として発表された、「Raspberry Pi」の新型「Raspberry Pi Model A+」をアールエスコンポーネンツが販売開始する。
アールエスコンポーネンツは2014年12月19日、Raspberry Piの新モデル「Raspberry Pi Model A+」を同日より販売開始すると発表した。同社直販サイト「RSオンライン」での販売価格は2620円(税別)。
Raspberry Pi Model A+は「Model A」と同じくBroadcomのSoC「BCM2835」と256MバイトのRAMを搭載しながらも小型化が進められ(ボードサイズは65×56mm)、また、「Model B」と同様の電源アーキテクチャを採用することで省電力化も果たした。Model B+と同仕様の40ピンGPIOを搭載しており、機能拡張も容易に行える。
Raspberry Pi Model A+はRaspberry Pi Foundationの公式ブログが2014年11月10日(英国時間)にアナウンスした新製品(Raspberry Pi Model A+ on sale now at $20)。
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