ニュース
米国テネシー州のガソリン直噴用製品の生産拠点を約1.5倍に拡張:工場ニュース
デンソーは米国テネシー州にある生産拠点を拡張。ガソリン直噴製品を2016年7月から生産する予定だという。
デンソーは2015年1月29日、米国テネシー州にある生産拠点デンソー・マニュファクチュアリング・アセンズ・テネシー社(以下、DMAT)を拡張することを発表した。
拡張面積は2万800m2で、投資額は8500万ドル(約102億円)になる見込みだという。2016年7月からガソリン直噴製品の生産を開始する予定。新たに約400人の従業員を雇用する。
DMATはインジェクターや排気センサー、スティックコイルやスパークプラグを生産しており、工場面積は約4万6000m2。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- デンソー、メキシコで自動車関連部品の生産力を強化
デンソーはメキシコのアポダカ工場を拡張。トランスミッション用部品の製造ラインを新設する予定だ。またグループ会社がメキシコに新会社をつくり、2016年8月ごろからエンジン制御用や、空気流量を制御するためのソレノイドなどの生産を順次開始する。 - 実は穴場!? 製造業が米国に工場を設置すべき8つの理由とは
長年生産管理を追求してきた筆者が、海外展開における「工場立地」の基準について解説する本連載。3回目となる今回は、製造業回帰の動きが目立つ米国の現状と可能性について解説する。 - 製造業の米国回帰を後押しする“4つの波”とは?
日本からは中国やASEANなど低コスト国への工場の流出が続いているが、同じ高コストの先進国である米国では工場を米国内に戻す動きが増えているという。早くに製造業の空洞化が指摘された米国で何が起きているのか。JETRO海外調査部北米課に聞いた。 - テスラとパナソニックの「ギガファクトリー」、米国ネバダ州での建設が決定
電気自動車(EV)ベンチャーのTesla Motors(以下、テスラ)は、パナソニックと計画していた大規模リチウムイオン電池工場「ギガファクトリー」の建設地を米国ネバダ州に決めたと発表した。 - テーマサイト「グローバル最適地生産」