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レクサスの新型Fモデル「GS F」は“アスリートのボディスーツ”を意識デトロイトモーターショー2015(2/2 ページ)

トヨタ自動車が「北米国際自動車ショー2015」でLexus(レクサス)の新型スポーツセダン「GS F」を世界初公開。レクサスの高性能スポーツグレードであるFモデルの復活第2弾として、細部までスポーツ走行を意識したモデルとなった。販売開始は2015年後半を予定。

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インテリアは“アスリートのボディスーツ”をモチーフに

 “アスリートのボディスーツ”をモチーフにしたというGS Fのインテリアには、スポーツ走行時の運転操作をサポートするものを採用した。表皮一体発泡工法により高いホールド性を実現する専用シートや、踏み込む際のドライバーの足の動きを考慮して滑り止め用のスリットを入れたペダル、操作性の高いスイッチ類が装備されているという。



「GS F」のフロントシート部分(クリックで拡大)出典:トヨタ自動車

 インパネ内のメーター部分は、航空機のグラスコックピットをイメージした。ドライバーは水温、油温、走行中の加速度や後輪へのトルク配分などの情報を、インパネ内に設置された専用メーターで確認できる。インパネやドアトリムの素材には、反射を抑え滑り止め効果もあるアルカンターラを採用したという。

「GS F」のインパネ部分(左)とドアトリム(右)(クリックで拡大)出典:トヨタ自動車

 この他にミリ波レーダーとカメラを用い、自動ブレーキによる衝突回避支援などを行う「プリクラッシュセーフティ」や車線逸脱を予防する「レーンディパーチャーアラート」、夜間走行時に前方視界の確保をサポートする「オートマチックハイビーム」など、複数の運転支援機能をパッケージ化した「Lexus Safety System+」も採用されている。

 GS Fの開発責任者を務めるトヨタ自動車の矢口幸彦主査は「“F”モデルが追求するのは、走るたびに心が躍り、笑顔になるクルマ。サウンド、レスポンス、パワーを楽しい走りの基本要素として大切にしており、実際にGS Fのハンドルを握ると全てのドライバーが心と体でその神髄が実感できることを目指した」としている。

「GS F」のパワートレイン(クリックで拡大)出典:トヨタ自動車
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