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インテル、IoT開発と導入促進のプラットフォームを発表組み込み開発ニュース

インテルはIoT(Internet of Things)導入のリファレンスプラットフォーム「インテル IoT プラットフォーム」を発表した。IoTを構成するさまざまな要素についてリファレンスを示すことで導入に際しての煩雑さを解消し、迅速なIoTの開発と導入を可能にする狙いだ。

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 インテルは2014年12月10日、IoT(Internet of Things)導入のリファレンスプラットフォーム「インテル IoT プラットフォーム」を発表した。IoTを構成するさまざまな要素についてリファレンスを示すことで導入に際しての煩雑さを解消し、迅速なIoT導入を可能にする狙いだ。

 エッジデバイス、ゲートウェイ、クラウド、APIマネジメント、セキュリティソリューションなどIoTを構成する諸要素についてリファレンスを示すとともに、AccentureやBooz Allen Hamilton、Capgemini、Dell、HCL、SAP、NTTデータ、Tata Consultancy、Wiproなどと提携し、同プラットフォーム上で各社システムやサービスを利用できるソリューションの開発提供も行う。

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「インテル IoT プラットフォーム」の概念図
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 このプラットフォームはあくまでも同社製品の組み合わせによって構築されたセキュリティとネットワーク接続性を一体化したIoT向けのリファレンスモデルであり、「私たちはIoTに関する技術基盤を提供する」(同社 常務執行役員 ビジネスディベロップメント 平野浩介氏)としている。そのため、プラットフォーム自体の販売を同社が行うわけではない。「どのようにIoTソリューションを定義すればよいのかという疑問に答える“オススメ”のような位置付けだ」(同社)。

 ゲートウェイについては「インテル IoT ゲートウェイ」に新製品を追加する他、マカフィーのゲートウェイ向けセキュリティソリューションを同プラットフォームに基づく製品として提供する。また、エッジデバイス管理ツールとして、ウインドリバーの新製品「Wind River Edge Management System」を提供する。Wind River Edge Management Systemは機器の設定やファイル転送、データキャプチャー、データ分析とレスポンスを支援するクラウド接続機能を提供する。また、米Intelが2013年に買収したMasheryのAPI管理ソリューションも提供する。

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