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日産がいなくなったCEATEC、コックピット展示は大幅増加:CEATEC 2014 フォトギャラリー(3/3 ページ)
7年連続出展していた日産自動車がいなくなった「CEATEC JAPAN 2014」だが、自動車色は年々強くなるばかり。今回は、コックピット展示を使って技術や製品をアピールする企業が多かった。
トヨタとホンダは燃料電池車をアピール
7年連続出展していた日産自動車がいなくなったものの、2012年から3年連続のトヨタ自動車、2013年から2年目のホンダが存在感を示していた。両社が来場者に強くアピールしていたのが、間もなく市販が始まる燃料電池車と、燃料電池車に水素を供給する水素ステーションだ。
トヨタ自動車は2014年度内に発売するセダンタイプの燃料電池車(関連記事:トヨタが2014年度内に発売する燃料電池車、乗車定員はなぜ4人なのか)と、圧力70MPaの水素タンクに対応する水素充てん機(関連記事:燃料電池車に補充する水素は重さで計量、タツノが70MPa対応水素充てん機を披露)を展示した。
「SUISO JAPAN」を展示テーマとするホンダが、燃料電池車の代わりに披露したのが、F1レースカーと小便小僧のオブジェ「水素小僧ブラザーズ」が一体となったデモ展示だ。燃料電池車の作動原理を水素小僧ブラザーズが解説する。燃料電池は、水素と酸素から電力と水を作り出すわけだが、解説の最後には水素小僧ブラザーズが水を排出するというオチが待っていた。
この他、ホンダと岩谷産業が共同開発した、再生可能エネルギーによる電力と水から水素を生成する水素ステーションの実物大モックアップも展示した。
最後に、公道ではあまり見かけない実車を使った展示もあったので紹介しておこう。
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