特集
クルマがいっぱいあるなぁ。どこのモーターショー? いいえ「CEATEC」です:CEATEC 2012 フォトギャラリー(1/2 ページ)
トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車という大手自動車メーカー3社が出展した「CEATEC JAPAN 2012」。IT&エレクトロニクスの総合展示会であるものの、電気自動車を中心に数多くの自動車が展示されていた。
電気自動車(EV)や、ITS(高度道路交通システム)、複雑な制御機能を持つ予防安全システムなどに代表されるように、自動車とIT、エレクトロニクスの結びつきは深まっている。「CEATEC JAPAN 2012」(2012年10月2〜6日、幕張メッセ)は、IT&エレクトロニクスの総合展示会であるものの、そういった自動車との結びつきを表すように、EVを中心に数多くの自動車が出展されていた。本稿では、CEATEC JAPAN 2012で見かけた自動車をフォトギャラリー形式で紹介する。
ホール1はEVがずらり
幕張メッセのホール1を使って、トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車などが、EVやプラグインハイブリッド車(PHEV)、スマートハウス技術を展示する特別企画「Smart Mobility Innovation 2012」が開催されている。日産自動車の自動運転EV「NSC-2015」のデモンストレーションもここで行われている(関連記事)。
トヨタ自動車が提案する、ITの活用によって自動車ユーザーのカーライフをサポートする「次世代“つながる”サービス」を具現化したコンセプトカー「Smart INSECT」。実車は、事前に発表されたイメージスケッチほどの昆虫っぽさはない。(クリックで拡大)
トヨタ自動車が2012年9月末に発表したばかりのEV「EQ」。左隣りにあるのは、災害時などにEVの電池から電力を供給できる機能を持つトヨタメディアサービスの普通充電器「G-Station 2」。2013年末までの市場投入を目指している。(クリックで拡大)
左の写真は、今回のCEATEC JAPANが初の一般公開となる、三菱自動車の軽トラックEV「MINICAB-MiEV TRUCK」。展示概要の発表では、「農作業におけるEVの新しい活用方法を提案する」としていたが、あまりそれらしい展示は見られなかった。右の写真は、2013年初めに国内向けに販売を開始するSUV(スポーツ多目的車)タイプのPHEV「アウトランダーPHEV」である。(クリックで拡大)
三菱自動車が提案する「MiEVハウス」。EV「i-MiEV」を1台、i-MiEVの電池パックのリユース品を1個、出力数kWクラスの太陽光発電パネル、EVやPHEVとの連携が可能な太陽光発電パネルのパワーコンディショナから構成されている。同社と三菱商事、三菱電機が共同で行っているスマートグリッド実証実験装置「M-tech Labo」を、5分の1程度の規模に縮小したものだ。(クリックで拡大)
左の写真は、「Smart Mobility Innovation 2012」の中央通路。この中央通路沿いの街灯は、「リーフ」から供給した電力で点灯させている。右の写真は展示ステージの様子。この展示ステージの照明も、ステージの両脇にあるリーフと「i-MiEV」の電力で点灯させている。(クリックで拡大)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.