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GE、産業用オートメーションソフトウェアProficy HMI/SCADAをアップグレードFAニュース

Proficy Mobileとの統合により、いつでも必要情報にアクセスできるリアルタイム・オペレーショナル・インテリジェンスを可能にした。SCADAシステムとの親和性も高く、アラームへのより迅速な対応ができる。

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 GEは2014年9月10日、産業用オートメーション・ソフトウェア「Proficy HMI/SCADA-iFIX」「Proficy HMI/SCADA-CIMPLICITY」のアップグレードとインダストリアル・インターネットに対応した新たな機能を発表した。

 Proficy HMI/SCADA-iFIX 5.8日本語版は、「Proficy Mobile」との統合により、膨大な操業データを実践的な情報へと変換し、いつでも必要情報にアクセスできるリアルタイム・オペレーショナル・インテリジェンス(RtOI)を可能にした。Proficy Mobileは最新世代のiOSとAndroidデバイス上で利用できるため、プロセスの効率性を高めて、ダウンタイムを削減できる。

 SCADAシステムとの親和性も高く、管理者はワークフローの表示・実行ができる。そのため、アラームへのより迅速な対応が可能となっている。Google Mapsで使用できるジオ(位置情報)インテリジェンス機能も簡単に利用できる。

 また、最新世代のビジュアリゼーション・ツールと信頼性の高い制御エンジンを含み、より効率的なレンダリングも可能。CPUの占有領域の少ないダイナミック型のグラフィック・レゾリューションに対応し、ワイドスクリーン・モニターや液晶ディスプレイ上でグラフィックスの解像度を変更できる。

 Proficy HMI/SCADA-CIMPLICITYは、企業のSCADA環境、機器、リソースなどの情報を正確にモニターし、制御できるもの。今回、発表されたバージョン9.0では、より効率的なアプリケーション開発や既存システムの範囲拡大、最新のOSと相互運用性技術が有効利用できる機能などを追加した。また、RtOIを通じて時間や場所を問わずに適切な情報を提供することで、トラブルへの対応時間も短縮できる。

 さらに、コンフィギュレーション機能や豊富なプロトコルとのインタラクション、アラーム音削減によるオペレーター・エクスペリエンスなども向上。新たに、Proficy Historian for SCADAも搭載した。

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Proficy HMI/SCADAのスクリーンショット(イメージ)

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