山洋電気は2014年4月1日、サーボシステム「SANMOTION R」中慣性サーボモータに、フランジサイズ275mm角の定格出力30kWタイプを追加し、販売を開始した。
新製品は同社従来品に比べて、瞬時最大角加速度が11400rad/s2に約23%向上した。また、最高回転速度は2000min-1に約33%向上した。加速性能は業界トップになったとしている。電源電圧は200Vと400Vから選べる。射出成形機、ばね成形機、油圧ポンプシステムなど高速・高加減速が求められる装置に最適だという。
価格はオープン。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 2015年春の規制開始に向け各社がトップランナー基準適合モーターをアピール
「TECHNO-FRONTIER 2013|第31回 モータ技術展」(会期:2013年7月17〜19日)において、産業用モーターメーカー各社は2015年春に施行される「トップランナー基準」に対応した、プレミアム効率(IE3)モーターを展示していた。 - 山洋電気、長寿命・高風量の保護等級IP68防水ファン3機種を発売
保護等級IP68の防水・防塵性能で、18万時間の期待寿命。 - 安川電機、永久磁石埋込形同期モータで省磁石形大容量定トルクの「SS7」を発売
従来の永久磁石埋込型同期モータ(IPMモータ)をさらに小型化・高効率化。 - オリエンタルモーター、新5相ステッピングモーターユニットを発売
RKIIシリーズに、業界最小クラスの小型直行軸ギヤードタイプ。