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2015年の自動車のボディカラーは何色が流行る? 2トーン/3トーンにも注目:車両デザイン(2/2 ページ)
ドイツの化学大手BASFは、2〜3年先の自動車のカラートレンド予測を発表した。BMWの「MINI」やホンダの「N-ONE」など、“プレミアムコンパクト”と呼ばれるような小型車に用いられている2トーン/3トーンカラーに関する予測も行った。
技術面で注目のカラー
これらのカラートレンド予測で用いられる技術に興味深いものも幾つかある。北米がMULTIVERSEで選んだマットブラックの「Albuquerque Nights」は、クリアコート層にリサイクルタイヤを用いてマット調を表現している。一般的に、マット調を表現する場合にはシリカ(二酸化ケイ素)が用いられている。
アジア太平洋がSYNCOPACEで選んだ「White Metal」は、ホワイトとシルバーの中間色のような色合いを、通常のシルバーと同様に2層コーティングで実現している。アジア太平洋の地域テーマであるWITH PRIDEで選ばれた、高彩度のブルー「Presence Blue」では、特殊な顔料を採用したという。
“プレミアムコンパクト”向けの2トーン/3トーンカラーも
この他、BMWの「MINI」やホンダの「N-ONE」といった、“プレミアムコンパクト”と呼ばれるような小型車に用いられている2トーン/3トーンカラーについても、BASFジャパンのカラーデザインセンターが独自にトレンドを予測している。
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