理研ビタミンは2026年10月20日、プチプチと共同で、リサイクル原料を使用したマスターバッチを開発したと発表した。開発したマスターバッチは、2026年4月から、プチプチの気泡緩衝材「プチプチ」の一部製品に使用されている。
リサイクル原料の比率で既に98%を達成
マスターバッチとは、帯電防止剤などの化成品用改良剤(機能性添加剤)を高濃度でプラスチックに練り込み、ペレット状に加工したものだ。一般的なプラスチック原料と同じ形状にすることで、プラスチックに添加しやすくする効果がある。
一方、プチプチは「プラスチック資源循環の仕組みを確立する」ことをミッションとしている。主力製品である気泡緩衝材のプチプチは、リサイクル原料の比率で既に98%という高水準を達成していた。さらなるリサイクル率向上には帯電防止効果を付与するマスターバッチのリサイクル原料化が不可欠だったことから、この分野に強みを持つ理研ビタミンと今回の共同開発に至った。
理研ビタミンとしては、リサイクル原料を使用したマスターバッチの開発は初の試みだ。衛生面や品質安定性の課題もあったが、わずか数%でも徹底的にリサイクルしたいという思いに賛同して研究開発を進め、製品化を実現した。
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