ニュース
高純度化学薬品の新工場を韓国に建設、約120億円を投資:工場ニュース
東京応化工業の連結子会社TOK尖端材料が、韓国の京畿道平澤市に平澤工場を完成させた。投資金額は約120億円で、クリーンルームエリアを有する高純度化学薬品の製造棟を建設した。
東京応化工業は2026年9月15日、韓国にある連結子会社であるTOK尖端材料が、京畿道平澤市に平澤工場を完成させたと発表した。韓国で2つ目の生産拠点として、2027年上期より稼働を開始する予定だ。
同社は、ユーザーの製造拠点に近接した場所で製品を生産し、安定供給する地産地消型のビジネスモデル戦略を展開している。平澤工場では、同社グループとしては韓国初となる高純度化学薬品の生産拠点を整備した。投資金額は約120億円で、総床面積は約6300m2となる。製造棟のほか、倉庫と付帯施設も備える。
製造棟には、最先端半導体製造に必要となる高い清浄度を有するクリーンルームエリアを設置し、高品質な製品を安定して生産する。韓国国内での生産と供給体制を整えることで、ユーザーの要望に迅速かつ柔軟に対応する。
同社グループは、中期経営計画「tok中期計画2027」で、強固なサプライチェーンの構築を掲げている。半導体市場の拡大を見据え、生産基盤の拡充や研究開発基盤の強化に向けて、今後も積極的な設備投資を検討する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
10nm以下の線幅で半導体微細加工ができる高分子ブロック共重合体を開発
東京工業大学は、東京応化工業との共同研究で、10nm以下の線幅で半導体微細加工ができる高分子ブロック共重合体の開発に成功した。半導体基板に微細な回路パターンを描画する鋳型を作製できる。
半導体需要拡大を見込み、東京応化が熊本と福島に関連材料の新工場建設
東京応化工業は、熊本県菊池市と福島県郡山市に新工場を建設することを決めたと発表した。中長期的な半導体需要の拡大に対応することを目指す。
UVナノインプリントを活用しシリコンフォトニクス半導体プロセスを開発
東京科学大学工学院と東京応化工業は、UVナノインプリントを用いたシリコンフォトニクスプロセスを開発した。
TSMCが産総研内に評価用ライン構築、経産省の次世代半導体技術支援で
経済産業省は2021年5月31日、「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の「先端半導体製造技術の開発(助成)」における実施者として、「高性能コンピューティング向け実装技術」に関するTSMCなど、5件の採択を決定した。
「JOINT3」の全貌、パネルレベル有機インターポーザー実現を加速する仕組みとは?
レゾナックが国内外の27社と連携し、新たな共創プラットフォーム「JOINT3」を設立した。このプラットフォームは、パネルレベル有機インターポーザーという次世代技術の開発を加速させ、半導体産業の未来をどのように変えるのか。
