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富士フイルムが脳動脈瘤の見落としを防ぐAI支援ソフトを開発医療機器ニュース

富士フイルムは、AI技術でMRA画像から脳動脈瘤検出を支援するソフトウェアを開発した。医師の読影と同タイミングで解析結果を示し、この型の脳動脈瘤検出を支援する医療機器として日本初の薬事承認を取得した。

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 富士フイルムは2026年7月22日、AI(人工知能)技術を活用し、MRA画像から脳動脈瘤の検出を支援するソフトウェアを開発したと発表した。脳動脈瘤検出を支援するコンカレントリード型医療機器としては、日本初の薬事承認を同月6日に取得した。

 同ソフトウェアは、医師が検査画像を読影するのと同じタイミングで解析結果を提示する、コンカレントリード型医療機器となる。MRA画像を解析し、脳動脈上にある長径2mm以上の局所的に膨らんだ領域を自動で検出する。MRA画像とそこから作成した3D画像に対して病変が疑われる領域を橙色の枠で囲んで表示し、脳動脈瘤の見落とし防止を支援する。

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脳動脈瘤が疑われる領域を橙色のボックスで囲って表示。画像右側のスクロールバーには、他のスライス画像から検出した解析結果を表示[クリックで拡大] 出所:富士フイルム
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MRA画像から作成された3D画像に対し、脳動脈瘤が疑われる領域をマーキングして表示[クリックで拡大] 出所:富士フイルム

 263症例を後ろ向きに収集し、放射線診断専門医や脳神経外科専門医を含む医師12人による読影試験で有効性を評価した。その結果、同ソフトウェアを使用した場合は、使用しない場合と比べて、病変を正しく陽性と判定する能力である感度が10%以上向上することが確認された。

 コンカレントリード型は、医師が検査画像を観察するのと同じタイミングで解析結果を示す。そのため、医師が一通り読影した後に改めてソフトウェアの解析結果を確認するセカンドリード型と比べ、読影業務を効率化できる。

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コンカレントリード型利用時の読影ワークフロー[クリックで拡大] 出所:富士フイルム

 なお、AIプラットフォーム「SYNAPSE SAI viewer(シナプス サイ ビューワ)」と3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT(シナプス ヴィンセント)」での使用を想定している。

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